2015.11.28
白馬村の奇跡と、防災訓練の重要性

- 守る
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特別委員会の視察で11月12日、長野赤十字病院を訪れました。基幹拠点病院に指定され、御嶽山の噴火災害や、長野県神城断層地震の際にも重要な役割を果たしています。神城地震はマグニチュード6・7、最大震度6弱という大地震でしたが、震央の白馬村では死者がゼロでした。同規模の地震ではこれまで死者が発生しており、「白馬村の奇跡」と呼ばれています。
「白馬村の奇跡」は偶然起きたものではなく、【1】「災害時住民支え合いマップ」という、要配慮者と、要配慮者を支える家庭を地図上で見える化する取組や、【2】役所・自治会長・班長さんとの連絡系統が明確にされていて、安否確認がスピーディーに行えたこと、【3】日頃から訓練を行い、コミュニティ意識が高い、という3つの防災の取組が機能して、奇跡に繋がったと言います。
担い手確保が必要
私は10月5日消防局審査で、地域防災力の向上を取上げました。横浜市では、地域防災の担い手不足が課題になっています。防災訓練を行う方の高齢化や、参加者の減少など様々な要因で、防災訓練を行っていない自治会もあります。市としても、担い手不足解消のために取組を行う必要があると考えます。また東日本大震災以降、訓練に工夫を凝らして、内容を充実させている自治会もあります。
そうした事例を紹介・共有していくことで、地域防災力を向上させることも重要だと考えています。
藤崎浩太郎(青葉区選出)
