2015.8.8
戦後70年「平和」と向き合う夏

- 守る
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戦争を知らない世代が社会の中心を担い、日常生活において平和について考える機会が減りました。
神奈川は沖縄に次ぐ「第2の基地県」と称され、私も横須賀基地・厚木基地等を訪れ、騒音等に苦しむ周辺住民の声を伺ったことがあります。先日、第4次厚木爆音控訴審判決があり、自衛隊機の夜間飛行差し止めは命じられたものの、米軍機の飛行差し止めは退けられ、騒音被害の解消にはほど遠く、国の抜本的解決が急務です。横浜でも横浜ノース・ドックや鶴見貯油施設等、米軍管理下の施設が点在しています。
県内には、平和条約発効時(1952年)、米軍基地は約3590ヘクタールありましたが、その後の県・市・地元の基地返還運動により整理、縮小、返還が進み、現在は約2千ヘクタールとなりました。周辺住民だけの問題と捉えるのではなく、現状を知り、国民一人ひとりが声を挙げていくことが重要です。ご家族で、戦争・被爆体験者の話に耳を傾けたり、県内の基地を巡り戦争を体感したり、真剣に「平和」と向き合う夏にしようではありませんか。
伊藤純一(南区選出)
